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「Coincheck(コインチェック)って結局どういう取引所?」「580億円事件後の今は安全?」「手数料は高いって本当?」——日本の暗号資産取引所を選ぶときに最初に名前が挙がるCoincheckについて、最新情報をまとめて知りたい方は多いはずです。
Coincheckはマネックスグループ傘下、国内最大級34種類の取扱通貨、アプリDL700万超で7年連続国内No.1の暗号資産取引所です。2018年の580億円NEM流出事件を経てセキュリティを大幅強化し、2024年12月にはNasdaq上場を果たしました。
本記事では、取扱通貨・手数料・セキュリティ・上場の経緯まで2026年最新情報を完全解説します。
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Coincheckとは|マネックスグループ傘下の暗号資産取引所
Coincheck(コインチェック)は、コインチェック株式会社が運営する日本の暗号資産取引所です。2012年に創業され、2018年4月から大手ネット証券グループのマネックスグループ傘下となり、2024年12月11日にはオランダ法人「Coincheck Group N.V.」がSPAC(特別買収目的会社)「Thunder Bridge Capital Partners IV」との統合により米Nasdaq市場(ティッカー:CNCK)に上場しました。これは日本拠点の暗号資産交換業者としては初の快挙です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | コインチェック株式会社 |
| 親会社 | マネックスグループ(東証プライム上場) |
| 創業 | 2012年 |
| 取扱通貨数 | 34種類(2026年4月時点・国内最大級) |
| 口座数 | 200万超/預かり資産7,300億円超 |
| アプリ実績 | DL700万超/国内No.1(7年連続) |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00014号(暗号資産交換業者) |
国内最大級34種類の取扱通貨
Coincheckで取引できる暗号資産は2026年4月時点で34種類。bitFlyerやGMOコインと比較しても豊富な選択肢を持ちます。
| カテゴリ | 主な通貨 |
|---|---|
| 主要通貨 | BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、SOL、ADA、DOT |
| DeFi/Web3 | UNI、LINK、AVAX、MATIC、SAND、MANA |
| ステーブルコイン | USDC(一部) |
| 日本発・特徴的 | IOST、PLT、FNCT、QTUM、NEM、XYM |
| その他アルト | DOGE、SHIB、BAT、ENJ、CHZ など |
2018年に流出したNEM(XEM)も、現在でも取扱通貨として継続提供されています。
新しい通貨の上場にも積極的で、国内取引所のなかでは比較的早期に新通貨を採用する傾向があります。
手数料体系|販売所・取引所・送金・入出金の全貌
| 取引種別 | 手数料 | 注意点 |
|---|---|---|
| 販売所(売買) | 無料 | スプレッドが実質コスト(数%) |
| 取引所(板取引) | 無料 | BTC等一部のみ対応 |
| 日本円入金(銀行振込) | 無料 | 振込手数料は自己負担 |
| 日本円入金(コンビニ) | 770〜1,018円 | 少額入金で割高 |
| 日本円出金 | 一律407円 | 金額関係なく一律 |
| BTC送金 | 0.0005 BTC(約6,000円) | 送金額に関係なく一律 |
| XRP送金 | 0.15 XRP(約38円) | 低コストで実用的 |
「取引手数料無料」は魅力的ですが、販売所の買値と売値の差(スプレッド)が広めで、これが実質的な手数料になります。
スプレッドコストを下げたい場合は、BTC等で「取引所」(板取引)を使うのが定石です。
アプリの強み|DL700万・国内No.1の操作性
- 累計ダウンロード数700万件超(2026年時点)
- App Store「ファイナンス」カテゴリで7年連続国内1位
- 500円から購入可能で初心者の参入障壁が低い
- 板情報・チャート・ポートフォリオを直感的に確認できるUI
- NFTマーケット・貸暗号資産・つみたてなど周辺機能もアプリ内で完結
暗号資産取引アプリの中では初心者にやさしい設計として高評価です。一方、本格トレード(指値・逆指値の高度な発注)にはやや機能が物足りないため、上級者は別アプリ・PCツールと併用するケースが多いです。
580億円流出事件(2018年)の経緯と教訓
2018年1月26日午前3時前、Coincheckで保管されていたNEM(XEM)約580億円相当が外部から不正に送金され、当時としては過去最大規模の暗号資産流出事件となりました。原因は以下の3点でした。
- NEMをホットウォレット(オンライン保管)で管理していた
- マルチシグ(複数署名)が当時のNEMでは未対応
- マルウェア感染による秘密鍵流出が引き金
事件発生後、Coincheckは自己資金で被害者全員に日本円で補償。同年4月にはマネックスグループによる買収が成立し、経営体制が刷新されました。
後に北朝鮮の関与が指摘されるなど、国家レベルのハッキング事件として国際的にも重要な事例となっています。
事件後のセキュリティ強化|マネックス傘下での再生
- 顧客資産の大部分をコールドウォレット(オフライン)で保管──ネット越しの不正送金を構造的に防ぐ
- マルチシグの標準化──複数の鍵がないと送金できない仕組み
- 外部セキュリティ会社の継続監査──第三者による定期的な脆弱性検査
- 顧客資産と運営資産の完全分別管理──法令遵守と保全の徹底
- 2段階認証・出金制限・FIDO対応などユーザー側の保護も強化
マネックスグループの参入によって、金融機関グレードのリスク管理が導入されました。事件以降、Coincheckで顧客資産の重大な流出は発生しておらず、業界全体のセキュリティ水準を引き上げる転換点になりました。
2024年Nasdaq上場|日本拠点の暗号資産交換業者として初
2024年12月、CoincheckはSPAC(特別買収目的会社)「Thunder Bridge Capital Partners IV」との統合を経て、米Nasdaq市場に上場しました。日本の暗号資産交換業者では初の快挙です。
- ティッカー:CNCK(Nasdaq)
- SPAC統合スキームで上場(時価総額数十億ドル規模)
- マネックスグループは引き続き主要株主
- 米SEC基準の継続開示が求められ、財務透明性が大幅向上
- 米国内顧客への展開や、グローバルな提携拡大が見込まれる
Nasdaq上場は「金融機関としての信頼性の格上げ」を意味します。米国SECレベルの開示義務に従う必要があり、利用者から見れば「より厳しい監視下にある取引所」として安心材料が増えました。
他取引所との比較|bitFlyer・GMO・SBI VC・DMM
| 取引所 | 取扱通貨 | 強み | 主な利用層 |
|---|---|---|---|
| Coincheck | 34種類 | アプリの使いやすさ・通貨数 | 初心者・アルト派 |
| bitFlyer | 40種類超 | 取引量・板厚・セキュリティ | 本格トレーダー |
| GMOコイン | 30種類 | 送金手数料無料・全機能無料 | コスト重視層 |
| SBI VCトレード | 20種類前後 | 銀行連携・スプレッド狭め | SBI銀行ユーザー |
| DMM Bitcoin | 30種類前後 | レバレッジ取引が充実 | レバレッジ派 |
「1社だけに資産を集中させない」のが暗号資産投資の基本です。
初心者ならCoincheckで触ってみて、慣れてきたらbitFlyerやGMOコインも併用する形が現実的です。
Coincheckのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 取扱通貨34種類で国内最大級 | 販売所のスプレッドが広め |
| アプリの操作性が抜群(国内DL No.1) | BTC送金手数料が一律で割高 |
| 500円から購入可能で初心者向け | 板取引できる通貨が限定的 |
| マネックス傘下で資本基盤が強固 | レバレッジ取引が現状提供なし |
| Nasdaq上場で開示水準が高い | 本格トレーダーには機能が物足りない |
| NFT・つみたて・貸暗号資産も提供 | 過去に流出事件あり(補償済み) |
初心者には「使いやすさ」、上級者には「物足りなさ」と評価が真っ二つに分かれる取引所です。自分の使い方でメリット・デメリットを天秤にかけるのが大切です。
Coincheckの始め方|口座開設から取引まで
Coincheck公式サイト・アプリでメールアドレスとパスワードを設定。SMS認証で電話番号確認
運転免許証・マイナンバーカード等で本人確認(かんたん本人確認なら最短即日完了)
銀行振込(手数料無料・推奨)、コンビニ入金、クイック入金から選択。最低500円から
販売所または取引所(板)で買いたい通貨を選んで購入。少額から始めて感覚を掴むのがおすすめ
初回は1万円程度の少額からテスト購入し、UI・送金・出金の感覚を確かめてから本格利用するのが安全です。
2段階認証は登録直後に必ず有効化しましょう。
Coincheckが向いている人・向いていない人
向いている人
- 暗号資産取引が初めての方
- 500円や数千円の少額で試したい方
- マイナーなアルトコインも触ってみたい方
- 毎月コツコツ積み立てたい方(Coincheckつみたて)
- NFTにも興味がある方(Coincheck NFT)
向いていない人
- 板取引でスプレッドコストを最小化したい上級者
- レバレッジ取引を中心に行いたい方(DMM Bitcoin等が選択肢)
- BTC等の送金を頻繁に行う方(送金手数料がネック)
- API取引でアルゴ運用する方(bitFlyer等のほうがAPI整備が進んでいる)
よくある質問
Q. Coincheckは安全?流出事件後も大丈夫?
2018年以降、顧客資産の重大な流出は発生していません。マネックスグループ傘下でセキュリティが大幅強化され、Nasdaq上場により開示水準も国際基準に達しています。ただし「100%安全な取引所」は存在しないため、大金は自分のウォレットに移すのが鉄則です。
Q. 手数料が高いと聞きますが本当?
表面の取引手数料は無料ですが、販売所のスプレッドが実質的なコストになります。BTC等は「取引所」(板取引)を使うことでコストを大幅に抑えられます。送金手数料は固定額のため、頻繁に送金する用途には向いていません。
Q. つみたてはできますか?
はい、「Coincheckつみたて」サービスがあります。月1万円から自動積立可能で、ドルコスト平均法で長期投資したい方に向いています。手数料は購入金額に含まれるスプレッドのみ、振込手数料も無料です。
Q. NFTも買えますか?
はい、「Coincheck NFT」というプラットフォームがあります。日本円ではなくETHやMATIC等の暗号資産で売買する形ですが、初心者でも扱いやすいUIです。
Q. 確定申告は必要?
暗号資産の売却益や報酬等で年間20万円超の利益が出た場合、確定申告が必要です(雑所得扱い)。Coincheckはレポート機能で年間取引履歴をダウンロードできるため、税理士・税務ソフトに渡すだけで対応できます。
まとめ|Coincheckは「初心者にやさしい入口」
Coincheckはマネックスグループ傘下・国内最大級35通貨・アプリDL国内No.1・2024年Nasdaq上場と、信頼性・利便性・透明性のすべてが揃った日本の代表的な暗号資産取引所です。
2018年の流出事件は痛い経験でしたが、それを乗り越えて世界水準のセキュリティに進化したという点で、業界全体にとっても重要な教訓を残しました。
関連記事として、ブロックチェーンの仕組み、Chainalysisによる流出資金追跡、Polymarketの分散型予測市場などと併せて読むと、暗号資産エコシステム全体の理解がより深まります。
暗号資産デビューを考えているなら、まずCoincheckで500円のBTC購入から始めて、感覚を掴むところからスタートしてみてください。
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