「Linear(リニア)ってどんなツールなの?」「JiraやNotionと何が違うの?」「GitHub連携や料金プラン、AI機能はどうなっているの?」
Linearとは、計画・追跡・出荷のための製品開発システムで、Issueを中心にCycleやProjectで開発を回すツールです。
最終確認日:2026年10月03日。本記事の料金・上限・プラン名・機能仕様は、特記がない限りlinear.appの一次情報(確認日時点)に基づきます。仕様と料金は変更されるため、導入前に公式ドキュメントで最新を確認してください。「開発チーム向け高速Issue管理ツール」は編集部の説明用表現です(公式表記は“product development system”)。表の「編集部整理」「例」とある箇所は、一次情報をもとにした編集部の整理・例示です。
要点(この記事の結論)
- LinearはIssue(作業単位)を中心に、Cycle(時間軸)とProject(成果物軸)で計画を回します。戦略の上位はInitiative、時系列表示はRoadmapビューで整理します
- 最小手順は「Workspace作成→チーム作成→メンバー招待→Issue作成→Cycle開始」の5ステップです。CycleはTeam Settingsから有効化し、期間は1〜8週で設定します
- 週次ループは「Triageで受け付け→Cycleで実行→Insightsで振り返り」が基本です。Issue作成はCキー、全体操作はCmd/Ctrl+Kが起点になります
- GitHub連携はブランチ名・PRタイトル・本文のIssue IDで紐付けし、状態遷移を自動化します。Issue Syncは新規作成分のみが対象など条件があります
- 無料プランは$0で、2 teams・250 issues・ファイル10MBなどの上限があります。有料化の分かれ目はチーム数上限とprivate teams、InsightsやAsks、Loopsの要否です
- Notionからの直接Importerはありません。Notion→LinearはCSV経由などで対応します。Jiraは双方向同期とImporterの併用が可能です
- AI機能は流動的なため「2026年10月時点」の条件付きで捉えてください。LoopsとCoding sessionsはAIクレジットを消費します
- データ基盤チームでは「リリース・障害・品質・アドホック」でIssueを分けると回しやすいです。以下は編集部の例示です
Linearとは?開発チーム向け高速Issue管理ツール
Linear(linear.app)は、計画・追跡・出荷のための製品開発システムです。中核概念として「issues, projects, cycles, initiatives」を掲げています。
40,000社超が利用していると公式に表記されています(2026年10月時点の公式表記)。利用例としてOpenAI、Coinbase、Rampが紹介されています。創業は2019年です。
なお「開発チーム向け高速Issue管理ツール」は、本記事で読者に伝わりやすくした編集部の説明です。公式の説明は“product development system”です。
数学の線形(リニア)の話ではありません。本記事のLinearは、すべて製品名のLinearを指します。
5階層の概念整理(Workspace→Team→Issue、Cycle=時間軸、Project=目的軸)
公式の概念整理では、次の6要素で説明されています。原文の要点は「issues track individual pieces of work / teams own the workflows / cycles help teams plan short-term work / projects organize related issues around a deliverable / initiatives organize related projects around a broader goal」です。
| 概念 | 役割 | 覚え方 |
|---|---|---|
| Workspace | 会社単位の入れ物。URLはlinear.app/example形式。複数所属と切り替えが可能 | 会社 |
| Team | 運用の主単位。workflow・Triage・Cycle・labelを所有する。Sub-teamは親設定を継承可能 | 実行単位 |
| Issue | 作業単位。必ず1つのTeamに所属し、titleとstatusが必須。連番ID(例 ENG-123)で管理 | 作業 |
| Sub-issue | Issueの下位作業。親Issueに属する | 親子 |
| Cycle | 短期計画の時間軸。Teamごとに期間や開始曜日を決める | いつやるか |
| Project | 成果物軸。関連Issueをまとめる。優先度は5段階 | 何のためか |
| Initiative | 上位目標軸。関連Projectを束ねる | 戦略 |
Roadmapは独立した階層ではありません。All projects配下のカスタムビュー(Timeline/List/Board)として時系列で見る機能です。
整理すると、次の関係になります。
- Initiative(戦略)>Project(成果物)>Issue(作業)>Sub-issue(下位作業)
- Cycle(時間軸)でIssueを区切って実行する
- RoadmapはProjectを時系列で見るビュー
- TriageはCycleに入る前の受付箱
なお、親子関係(Sub-issue)と依存関係は別概念です。混同しないよう注意してください。
Views(ビュー)は、上記を切り口で見る見せ方です。担当別・ラベル別などに保存して使います。
5階層の関係を図にすると次の通りです。

なぜ速いと言われるのか
Linearは“Designed for speed”といった速さをうたう表現を使っています。ただし速さの技術的な根拠について、一次情報での確認は取れていません。
そのため本記事では、一般論としての使い心地の要点に留めます。
- キーボードファーストで、手を止めずに操作できます
- Cmd/Ctrl+Kのコマンドメニューから多くの操作に飛べます
- Cキー一発でIssueを作成できます
速さの感じ方は環境や運用で変わります。まずは無料プランで1チーム・1 Cycle回して確かめるのがおすすめです。
初期設定5ステップとは?今日中に回すには?
今日中に回す最小手順は「Workspace作成→チーム作成→メンバー招待→Issue作成→Cycle開始」の5ステップです。CycleはTeam Settings > Cyclesで有効化し、期間は1〜8週で設定します。
今日中に回す最小手順は、次の5ステップです。
- アカウント作成とWorkspace作成
- チーム作成
- メンバー招待
- Issue作成
- Cycle開始
公式のStart Guideでは、デモの確認→work emailでのサインアップ→Workspace作成→チーム運用ガイドの順で案内されています。申し込み先とデモは次の通りです。
| ステップ | やること | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 1 | Workspace作成 | 会社単位の入れ物。URL形式を確認する |
| 2 | チーム作成 | workflowの持ち主になる単位を作る |
| 3 | メンバー招待 | 運用に必要な人を招待する |
| 4 | Issue作成 | 最初の作業を3〜5件作る |
| 5 | Cycle開始 | 期間を決めて実行を開始する |
ステップ1〜3(土台:Workspace・チーム・招待)
Workspaceは会社単位のコンテナです。URLはlinear.app/exampleのような形式になります。複数Workspaceに所属して切り替えることもできます。
Teamは主要な組織単位です。各TeamがworkflowやTriage、Cycle、labelを所有します。Sub-teamを作る場合は、親の設定を継承できます。
メンバー招待の詳細手順は、公式ドキュメントの更新を確認してください。招待まわりの詳細は本ファクト確認時点では未確認のため、ここでは手順を断定しません。起点となるドキュメントは次の通りです。
まずは管理者と最初の1チーム分だけで始めるのがおすすめです。いきなり全チームを移す必要はありません。
ステップ4〜5(運用開始:Issue作成・Cycle開始)
Issue作成ができたら、Cycleを開始します。Cycleの設定パスは次の通りです。
- Team Settings > Cycles で有効化する
Cycleの主な仕様は次の通りです(2026年10月時点)。
- 期間は1〜8週で設定できます
- 開始曜日・クールダウンを設定できます
- 先行作成の上限は15です
- 開始はチームのタイムゾーンで、選択曜日の0:01AMです
未完了のIssueは自動で繰越されます。対象外はbacklog・triage・canceled・completedと、クールダウン中に完了した分です。StartedやCompletedの自動追加オプションもあります。
チェックリストとして、次の順で確認してください。
- Team Settings > Cycles で有効化したか
- 期間(1〜8週)と開始曜日を決めたか
- 最初のIssueをCycleに入れたか
- 未完了分の繰越先を見られるか
- 次Cycleの振り返り枠を確保したか
初期設定5ステップを図にすると次の通りです。

基本操作は?Issue・Cycle・Projectの使い分け
基本は「Cycle=いつ、Project=何のため」で覚えます。Triageは入口、Roadmapは見せ方、Insightsは振り返りです。
| 概念 | 質問 | 使い方 |
|---|---|---|
| Triage | 何を受け付けるか | 統合経由や他チーム分の一時受け箱 |
| Cycle | いつやるか | 1〜8週の時間枠で実行する |
| Project | 何のためか | 成果物ごとにIssueを束ねる |
| Roadmap | いつ並ぶか | Projectを時系列ビューで見る |
| Initiative | 何を目指すか | Projectを戦略で束ねる |
| Insights | どう振り返るか | Issueをデータセット化して分析する |
Issueは必ず1つのTeamに所属します。titleとstatusは必須です。IDはENG-123のような連番になります。
Issueの作り方(C・優先度・担当・ラベル・Estimate)
Issueの作成方法は複数あります。
- Cキーで作成する
- 左上のCreateアイコンから作成する
- Option+Alt+Cでテンプレートから作成する
- linear.new のURLから作成する
- 選択テキストから作成する
優先度(Priority)は次の5段階です。Projectの優先度も同じ5段階です。
- No priority/Low/Medium/High/Urgent
Estimate(見積もり)はShift+Eで付与します。Tシャツサイズとの対応は次の通りです。No priorityは0です。
| サイズ | 数値 |
|---|---|
| XS | 1 |
| S | 2 |
| M | 3 |
| L | 5 |
| XL | 8 |
| XXL | 13 |
| XXXL | 21 |
Estimateの利用はTeam設定が前提です。担当・ラベル・Cycle・Projectを付けて、最初の1件を作ってみてください。
例:ENG-123 のようにIDで管理する
例:PR本文に Fixes ENG-123 と書いて紐付ける
Issue一覧画面の例(公式Docsより)は次の通りです。

Triage→Cycle→Insightsの週次ループ
Triageは特別な受信箱です。統合経由で来たものや、他チームのメンバーが作ったものが入ります。移動はG then Tです。
Triage画面の例(公式Docsより)は次の通りです。

Triageでの操作は次の通りです。
- 1:accept(受け入れ)
- 2:decline(却下)
- 3:duplicate(重複)
- H:snooze(後回し)
Triage responsibilityやTriage rulesは、Team Settings > Triageで設定します。PagerDutyやOpsGenieなどのローテーション連携も可能です。詳細なプラン条件は公式料金表で確認してください。
InsightsはIssueをデータセット化する分析機能です。Cmd/Ctrl+Shift+Iでパネルを起動します。共有・CSV出力・フルスクリーンが可能です。CSVで出してBIで見る運用もできます。BI側の見せ方を整えたい方は、Power BIの使い方も合わせて参照してください。
週次ループの例です。
- Triageで新規を受け付け、担当と優先度を付ける
- Cycleに入れて1週間分を実行する
- Insightsで残量と遅延を確認する
- 次Cycleに繰越分を反映する
週次ループを図にすると次の通りです。

ベロシティやバーンダウンの確認には、CycleやInsightsの画面を使います。詳細な見方や実画面での確認は公式ドキュメントのCycle関連ページで確認してください(本記事の一次確認範囲外のため、手順は断定しません)。
ショートカット最小セット表
まずは次の6つだけ覚えれば十分です。残りは?キーで公式一覧を確認してください。
| キー | 動作 |
|---|---|
| C | Issueを作成する |
| Cmd/Ctrl+K | コマンドメニューを開く |
| Cmd/Ctrl+J | Agentを起動する |
| Cmd/Ctrl+Shift+. | ブランチ名をコピーする |
| G then T | Triageへ移動する |
| ? | ショートカット一覧を表示する |
CmdはMac、CtrlはWindowsでの表記です。ブランチ名コピーはGitHub連携と合わせて使うと便利です。
GitHub・Slack・Figma連携の設定方法は?
要点は「GitHubで実行、Slackで通知と起票、Figmaでデザイン確認」です。いずれも管理者権限やプラン条件があるため、設定前に公式ドキュメントを確認してください。
連携の要点は「GitHubで実行、Slackで通知と起票、Figmaでデザイン確認」です。いずれも管理者権限やプラン条件があるため、設定前に公式ドキュメントを確認してください。
GitHub連携(Org・Repo接続→ブランチ名→PR自動遷移)
GitHub連携には、次の2機能があります。
- PR・コミット紐付けと状態自動化
- GitHub Issues Sync(one-way/two-way)
接続手順は次の通りです。
- Settings > Features > Integrations > GitHubを開く
- Enableを選ぶ
- Orgを選択する
- AllまたはSelect reposを選ぶ
- Installする
- 個人アカウントを認証する
紐付け方法は次の3通りです。複数紐付けも可能です。
- ブランチ名にIssue IDを含める
- PRタイトルにIssue IDを含める
- PR本文にmagic word+IDを書く(例:Fixes ENG-123)
ブランチ名の付け方の例(編集部の例示): fix/ENG-123-null-rate
magic wordの例です。詳細は公式ドキュメントで確認してください。
| 種別 | 例 |
|---|---|
| closing | close/closes/fix/fixes/resolve/complete/implementなど |
| non-closing | ref/references/part ofなど |
| relation | relates to |
状態自動化はTeam設定で行います。設定パスは次の通りです。
- Settings > Team > Workflows & automations > PR/commit automations
既定の動作は「PR open→In Progress、merge→Done」です。ブランチ別のルールや正規表現も使えます。
| 操作 | 既定の遷移 |
|---|---|
| PRを開く | In Progress |
| PRをマージする | Done |
Issue Syncの注意点です。
- 同期対象は新規作成分のみです
- 二重同期は単一repoのみ可能です
- 複数repo→単一Teamはone-wayが可能です
- 同期項目はtitle/description/status/assignee/labels/sub-issues/commentsです
落とし穴として、1つのGitHub Orgに接続できるLinearのWorkspaceは1つのみです(GitHub側の制限)。GitHub Enterprise CloudはEnterpriseプランのみが対象です。セルフホストのGHESは別アプリ扱いで、commit linkingとIssue Syncはありません。
GitHub連携の自動化設定画面の例(公式Docsより)は次の通りです。

Slack連携(通知・起票・スレッド同期)
Slack連携では、次のことができます。
- @Linearメンションで起票や質問をする
- メッセージの「…」からCreate new issueする
- /linearコマンドを使う
- スレッド双方向同期をする
- リッチunfurl(内容プレビュー)を表示する
- 個人通知・チャンネル通知を受け取る
管理者の接続パスは次の通りです。adminやEnterpriseではowner権限が必要です。
- Settings > Integrations > Slack
注意点として、Slackからの起票にはLinearアカウントが必須です。Linearアカウントを持たない人の起票にはAsksを使います。AsksはBusiness/Enterpriseの機能です。Enterpriseでは複数のSlack Workspaceに接続できます。チャンネル制御の粒度を細かくするAdvanced Asksも使えます。
通知が多い場合は、チャンネル通知と個人通知を分けると運用しやすいです。
Figma連携
Figma連携は次の2系統のみ紹介します。
- Linearプラグイン:Figma内で作成・紐付け・ステータス更新ができる
- 埋め込みプレビュー:Linear側にリンクを貼るとプレビュー表示になる
プラグインの導入パスは次の通りです。
- Figma Resources > Plugins > Linear
デザイン確認が多いチームは、IssueにFigmaリンクを貼るだけでも手戻りが減ります。
料金はいくら?無料と有料の分かれ目(2026年10月時点)
プラン名は現行のFree/Basic/Business/Enterpriseで記載します。旧Plus・Standard表記は旧情報扱いです。旧プランからの移行は、Plus→Business、Standard→Basicが既定です。2026年02月01日以降の初回更新で自動移行されます。
| 観点 | Free | Basic(年払い) | Business(年払い) | Enterprise |
|---|---|---|---|---|
| 料金 | $0 | $10/user/月 | $16/user/月 | カスタム・年払いのみ |
| チーム数上限 | 2 teams | 5 teams | unlimited teams | unlimited teams |
| issues | 250 issues | unlimited issues | unlimited issues | unlimited issues |
| ファイル | 10MB | unlimited file uploads | unlimited file uploads | unlimited file uploads |
| メンバー | unlimited members | — | private teams+guests | private teams+guestsなど |
| 主な機能 | Agent platform+Linear Agent | Admin roles | Triage Intelligence、Loops、Code Intelligence、Insights、Asks、Zendesk/Intercom | SAML and SCIM、Invoice/PO、granular admin、migration支援、priority supportなど |
月払いの金額は、一次情報のPricing表示では確認できていません。そのため本記事では金額を断定しません。月・年選択可で、Enterpriseは年のみです。課金単位はworkspace毎のunsuspended users数です。
Releasesの差も参考になります。Businessは15 pipelinesまで、Enterpriseは無制限です。学割・非営利75%割引はBasic/Businessのみ、Startupは提携経由で最大6ヶ月Business無料です。
SSOやSCIM、セキュリティの詳細条件は断定しません。公式にはEnterpriseに「SAML and SCIM」と表記があります。導入可否は営業確認をしてください。
無料プランでどこまでできるか
無料プランの上限は料金表の通りです(2026年10月時点・$0)。上限を超えると新規Issue作成ができなくなります。小さく試す分には十分です。1チームでIssueを50件程度に抑えて、1 Cycle回す使い方が向いています。
BasicとBusinessの違い・いつ有料化すべきか
BasicとBusinessの主な違いは次の通りです。
- チーム数上限:Basicは5 teams、Businessはunlimited teams
- private teams+guests:Businessから
- Insights・Asks:Businessから
- Triage Intelligence・Code Intelligence:Businessから
- Loops:Businessから
有料化の目安です。
- 3チーム目が必要になったらBasicを検討してください
- Issueが250件に近づいたらBasicを検討してください
- 外部共有やSlack起票の整理が必要ならBusinessを検討してください
- 定型運用の自動化(Loops)や分析(Insights)が必要ならBusinessを検討してください
旧プランからの移行では機能喪失があり得ます。Plus→BusinessではSAMLやAdvanced Asksなどが喪失例です。Standard→Basicではtriage responsibilityやprivate teamsなどが喪失例です。移行前に公式の変更案内を確認してください。
他ツールとの比較・移行方法は?どれを選ぶべき?
Jira・Notion・Backlog・GitHub Issues側の料金や機能数値は、本記事の一次確認対象外です。そのため数値比較はしません。Linear側の事実と、運用の向き不向きで整理します。
| 観点 | Linear | Jira | Notion | Backlog | GitHub Issues |
|---|---|---|---|---|---|
| 得意領域 | 開発の実行管理。Issue中心に速く回す | 大規模なワークフロー管理 | 知識管理 | プロジェクト管理 | コード管理とIssueの一体運用 |
| GitHub連携 | ブランチ・PR連動、Issue Sync(条件あり) | 双方向同期とImporter併用が可能 | プレビュー埋め込み中心 | 未確認(公式確認が必要) | GitHub内で完結 |
| 日本語UI | 有無・予定は未確認 | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) |
| ガント・スプリント | Cycleでスプリント運用 | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) |
| 料金 | Free $0〜(料金節参照) | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) | 未確認(公式確認が必要) |
併用指針として「Linear=実行、Notion=知識」は編集部の推奨です。公式のNotion連携はプレビュー埋め込み中心です。完全な双方向ワークフローは意図していないと説明されています。仕様はNotion、実行はLinearに分けると整理しやすいです。
DWH設計の基礎と実践で整理しているように、実行管理と知識管理を分けると定義割れが減ります。LinearとNotionも同じ考え方で分けると運用しやすいです。
向き不向きの判断軸
判断軸は次の3点です。
- 実行速度を優先するか:素早い起票とCycle運用ならLinearが向いています
- 知識整理が主か:仕様書中心ならNotion併用が向いています
- 段階移行が必要か:Jira併用から始める選択肢もあります
誇張した優劣は付けません。自チームの「Issueの量・関係者・GitHub利用度」で選んでください。
移行手順と注意点(Importer・CSV、Notion非対応の扱い)
公式Importerの対応は次の通りです。
- ネイティブ対応:Jira/GitHub Issues/Asana/Shortcut/Linear
- CLI importer:Trello・Pivotalなど
- 汎用:CSV
管理者権限が必須です。設定パスは次の通りです。
- Settings > Workspace > Import/Export
Jira連携は双方向同期が可能です(Jira project⇔Linear team)。既存分はImporterを使い、その後Sync after importで同期します。Jira→Linearの対応表も公式に用意されています。段階移行に向いています。
Notionからの直接Importerはありません。公式Importer一覧にNotionは含まれていません。Notion→Linearの移行はCSVやCLI経由で対応してください。Notion連携自体はプレビュー埋め込み中心です。
AI活用(2026年10月時点・条件付き)
AI機能は変更が速いため、すべて「2026年10月時点」の条件付きで記載します。プラン条件やクレジット単価は変わり得ます。導入前に公式ドキュメントを確認してください。
MCPの基礎や他ツールでの使い方は、MCPとはでも整理しています。本記事のMCP節と合わせて読むと理解しやすいです。
Linear Agent・MCP・Loopsの概要
| 機能 | できること | 条件・注意(2026年10月時点) |
|---|---|---|
| Linear Agent | Workspace内常駐。Cmd/Ctrl+Jまたは@Linearで起動。Issue・Project・Milestone・Initiativeの作成更新、要約、質問応答 | 既定で有効。無効化はSettings→AI。プラン条件の断定はしません |
| MCP server | Claude・Codex・Cursorなどから接続。エンドポイントはhttps://mcp.linear.app/mcp | Okta管理認証はEnterprise+Okta SAML。接続コマンドは公式docs参照 |
| Loops | スケジュール・イベント駆動の定型エージェント。Slack投稿・ドキュメント編集が可能(2026年09月拡張) | Business/Enterprise。AIクレジット消費 |
| Coding sessions | GitHub接続必須でClaude Code・CodexによりPR起案。Guided ReviewsはBusiness/Enterpriseで追加費用なし(GA時点) | Basic/Business/Enterprise。条件は変動し得ます |
| Triage Intelligence・Code Intelligence | Pricing表記あり | Business/Enterprise表記。効果の断定はしません |
AIクレジット(AI credits)の要点です。
- 消費対象はCoding sessionsとLoopsです
- Sandboxは$0.25/20分+モデルトークン定価転嫁です
- Loopsの典型は$0.07〜0.20/runです
- 最小top-upは$10です
- 失効は12ヶ月です
- opt-in制で、Stripe・カードのみ・USDです
エンドポイントの例です。
https://mcp.linear.app/mcp
接続にはClaudeやCodex、CursorなどのMCP対応ツールを使います。具体的な追加コマンドは公式ドキュメントで確認してください。
旧 /sse エンドポイントは廃止済みのため、新しい https://mcp.linear.app/mcp` を使ってください。古い記事の手順で詰まった場合は、最新を公式ドキュメントで確認してください。
データ基盤チームでの使い方(編集部の例示)
データ基盤チームのIssue設計に公式の手順はありません。以下は編集部の例示です。自チームに合わせて調整してください。
| 分類 | Issue例 | 付けるとよい情報 |
|---|---|---|
| リリース | dbtモデル追加・Airflow DAG更新 | 対象テーブル・影響範囲・レビュアー |
| 障害 | パイプライン失敗・遅延 | 発生日時・影響件数・再実行手順 |
| 品質 | NULL率上昇・定義割れ | 検知クエリ・期待値・優先度 |
| アドホック | 一時抽出・調査 | 期限・利用目的・公開範囲 |
運用のコツです。
- Projectは「今期のデータ基盤改善」のように成果物で切ります
- Cycleは1〜2週で回し、障害対応はTriageから即時に入れます
- EstimateはXS〜M程度に小さく割ると見通しが立ちます
- Insightsで障害件数と対応時間を振り返ります
- dbtやAirflowとの具体的な公式連携手順は未確認のため、GitHub連携でPRとIssueを紐付ける運用から始めてください
よくある質問
Q1. Linearは日本語に対応していますか?
公式ドキュメントは英語です。日本語UIの有無や対応予定について、一次情報での記載は確認できていません。対応予定の断定はしません。利用前に公式のUIと言語設定を確認してください。
Q2. 無料プランでどこまでできますか?
$0で、unlimited members・2 teams・250 issues・ファイル10MBまでです。Agent platformとLinear Agentも含まれます(2026年10月時点)。上限超過時は新規Issue作成ができなくなります。
Q3. BasicとBusinessの違いは?
年払いではBasicが$10/user/月、Businessが$16/user/月です。違いはチーム数上限(5と無制限)、private teams+guests、Insights・Asks、Triage Intelligence・Code Intelligence・Loopsの有無です。月払い金額は未確認のため記載しません。
Q4. Jira・Notion・Backlogとどれを選ぶべき?移行はできますか?
実行速度を優先するならLinear、知識整理が主ならNotion併用、大規模ワークフローならJiraも候補です。相手製品側の料金・機能数値は未確認のため、公式で裏取りしてください。
移行は、Jira・GitHub Issues・Asana・Shortcut・LinearがネイティブImporter、TrelloなどはCLI importer、汎用CSVも可能です。Notionからの直接Importerはありません。Notion→LinearはCSV経由で対応してください。
Q5. GitHub連携でPRは自動で紐づきますか?
ブランチ名・PRタイトル・PR本文のいずれかにIssue IDがあれば紐付きます。本文ではFixes ENG-123のようなmagic wordを使います。状態自動化(PR open→In Progress、merge→Done)はTeam設定が必要です。
Q6. SlackからIssueを起票できますか?
@Linearメンションやメッセージの「…」からCreate new issueで起票できます。スレッドの双方向同期も可能です。起票にはLinearアカウントが必須です。アカウントを持たない人の起票にはAsksを使います(Business/Enterprise)。プライベートチャンネルやDMでの細かい挙動は公式で要確認です。
Q7. LinearのAI機能で何ができますか?
Linear Agentによる作成更新・要約・質問応答、MCP経由の外部ツール連携、Loopsによる定型エージェント、Coding sessionsによるPR起案があります。LoopsとCoding sessionsはAIクレジットを消費します。プラン条件は流動的なため、2026年10月時点の公式表示で確認してください。
Q8. セキュリティ・SSOは大丈夫ですか?
公式にはEnterpriseに「SAML and SCIM」と表記があります。セキュリティの詳細条件は断定しません。法人導入の可否は公式ドキュメントと営業確認で確かめてください。
まとめ
Linearは、Issueを中心にCycleとProjectで開発を回す製品開発システムです。Triageで受け付け、Cycleで実行し、Insightsで振り返る流れが基本です。GitHub連携でPRとIssueを紐付けると、状態管理の手間が減ります。
まずは1チームの無料プランで試すのがおすすめです。Issueを数件作り、GitHub連携を設定し、1 Cycleだけ回してみてください。速さや運用の相性は、実際に回してみると判断しやすいです。
3チーム以上で使うならBasic、Slack起票の整理や定型自動化が必要ならBusinessのAsks・Loopsから検討してください。
次に着手する場合は、Workspace作成→チーム作成→メンバー招待→Issue作成→Cycle開始の順で進めてみてください。Cycle期間は1〜2週の短めから試すと振り返りしやすいです。
AI実装スキルを磨きたい人へ
これからのAI時代に 「市場価値の高い人材」 とは、「モデルを使える人」ではなく 「業務に組み込んで価値を出せる人」 です。AI実装+エンジニアリング+業務理解の三点セットを磨くことが、5年後・10年後のキャリアに直結します。
※以下、PRを含みます
関連記事
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- DWH設計の基礎と実践|スター・スノーフレーク・粒度の決め方:実行管理と知識・データ設計の分担整理はこちら
- Power BIの使い方|データ接続から可視化までの手順を解説:InsightsのCSV出力をBIで可視化する際の接続確認にご活用ください
参考文献
- https://linear.app/pricing
- https://linear.app/docs/start-guide
- https://linear.app/docs/conceptual-model
- https://linear.app/docs/roadmaps
- https://linear.app/docs/initiatives
- https://linear.app/docs/use-cycles
- https://linear.app/docs/teams
- https://linear.app/docs/creating-issues
- https://linear.app/docs/priority
- https://linear.app/docs/project-priority
- https://linear.app/docs/estimates
- https://linear.app/docs/triage
- https://linear.app/docs/insights
- https://linear.app/docs/github
- https://linear.app/integrations/github-enterprise-cloud
- https://linear.app/integrations/slack
- https://linear.app/docs/slack
- https://linear.app/docs/linear-asks-slack
- https://linear.app/docs/figma
- https://linear.app/integrations/figma
- https://linear.app/docs/billing-and-plans
- https://linear.app/startups
- https://linear.app/docs/changes-to-linears-pricing-plans
- https://linear.app/docs/releases
- https://linear.app/docs/import-issues
- https://linear.app/switch/migration-guide
- https://linear.app/docs/notion
- https://linear.app/integrations/jira
- https://linear.app/switch/jira-guide
- https://linear.app/docs/jira-to-linear
- https://linear.app/docs/linear-agent
- https://linear.app/docs/mcp
- https://mcp.linear.app/mcp
- https://linear.app/docs/loops
- https://linear.app/docs/ai-credits
- https://linear.app/changelog/2026-09-14-loops-for-product-management
- https://linear.app/now/introducing-loops
- https://linear.app/docs/security
- https://linear.app/security
- https://linear.app/about
- https://linear.app/docs/invite-members
- https://linear.app/enablement/guide/navigating-linear
- https://linear.app/signup
- https://linear.app/demo

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